医学部小論文面接対策
みんなどうしてる?
先日大学のオープンキャンパスに参加した時に、保護者の方や受験生がよく質問していた気がする...
あと、大学のカリキュラム改訂のワーキングに参加して、いろいろと参考になりそうなことがあったので書いてみますね
まず、日本の医学教育は厚生労働省が「医学教育モデル・コア・カリキュラム」というものを定めていて、医学部の教育ってのはこれに沿って構成されている。
モデル・コア・カリキュラムは、各大学が策定する「カリキュラム」のうち、全大学で共通して取り組むべき「コア」の部分を抽出し、「モデル」として体系的に整理したものである。
このため、従来どおり、各大学における具体的な医学教育は、学修時間数の3分の2程度を目安にモデル・コア・カリキュラムを参考とし、授業科目等の設定、教育手法や履修順序等残りの3分の1程度の内容は各大学が自主的に編成するものとする。
この、医学教育モデル・コア・カリキュラムの受験において大事かな?と思った項目は
1. 医師として求められる基本的な資質・能力
2. 社会と医学・医療
の2つ
詳しい内容はリンク先で確認
この2つの項目の中に含まれてる小項目を少し紹介
1:医の倫理、患者中心の視点、全人的実践的能力、患者中心のチーム医療、地域医療への貢献
2:疫学と予防医学、生活習慣とリスク、地域医療・地域保健、医学研究と倫理、医師に求められる社会性
小論文対策を少ししたことがある人ならこれらの言葉は聞いたことくらいはあるんじゃないかな?
今の医科学教育はこれらのことを医学生に求めている。
つまり、これらのことに対して意欲的に取り組めるような生徒を募集しているはず!
だから、これらのことに対してしっかりとした意見をまとめておくことが大事だと思います!
方法としては、予備校の講習を取るのもよし、本を買って読むのもよし、インターネットで信頼できる情報をまとめていくのもいいんじゃないかな?
実際に僕が使っていた本を1つ紹介しておく...(画像がリンクになっています)
中野芳樹編『医系小論文テーマ別課題文集ー21世紀の医療(駿台受験シリーズ)』
あと、新しい医学的なニュースについても知っておくべきだと思う!
今の医学はやはり高齢化に関する問題、ガンに関する問題、再生医療
具体的にはiPS細胞、がん免疫薬、医療費・介護問題などなど
こういった、今話題となっていることについてニュースやネットを活用して知識を入手しておくことは大事だと思う!
新聞の切り抜きもいいけど、今はスマホでいいんじゃないかと思います 笑
面接対策はこういった医学に関する話題に加えて
大学が掲げるアドミッションポリシー
もチェックしておきたい
これは大学が入学者受け入れのポリシーでどんな人に入学してきて欲しいかを掲げたものだから、その学生像をイメージしたらいいんじゃないかな?
あとは多分普通の格好で普通に受け答えできていたらいいと思う...
まぁでも、学力がないと話にならないので、まずはそこからだけど 笑
受験生の参考になれば幸いです!