MED STU BLOG

医学生の勉強を中心としたブログです。outputや整理のために。受験勉強のことなどについても書いていこうと思っています!

第114回医師国家試験

第114回医師国家試験を受験しました。

 

第114回医師国家試験は、令和2年2月28日(土)及び9日(日)と2日間にわたって行われ、私が受けた大阪会場は、例年と変わらず桃山学院大学でした。

 

今年から、ブロックごとの問題数が均等に分けられ、わかりやすい問題配分になったと思います。

 

国試についての総評は各予備校に任せ、115回以降の受験生のために国家試験の会場の様子や、試験の進みかたについてなどを記録していきたいと思います。

 

〈会場〉

桃山学院大学https://www.andrew.ac.jp/

 

〈集合時間〉

8時45分

 

〈時間割・問題数〉

1日目

A:説明開始時間:08時55分、試験時間:09時30分〜12時15分(2時間45分)・75問

B:説明開始時間:13時10分、試験時間:13時35分〜15時10分(1時間35分)・50問

C:説明開始時間:15時45分、試験時間:16時00分〜18時30分(2時間30分)・75問

2日目

D:説明開始時間:08時55分、試験時間:09時30分〜12時15分(2時間45分)・75問

E:説明開始時間:13時10分、試験時間:13時35分〜15時10分(1時間35分)・50問

F:説明開始時間:15時40分、試験時間:16時00分〜18時30分(2時間30分)・75問

 

〈持参品〉

黒ボールペン

HB鉛筆(シャープペンシル不可)

プラスチック消しゴム

鉛筆削り

腕時計(電卓、通信またはメモ等の昨日がある時計の使用は認めない。)

マスク(無地のものに限る。)

昼食

その他

 ①コンパスの使用は認めない

 ②定規(三角定規、分度器機能つき)

 

〈試験に関する一般事項について、一部のみ〉

試験中の飲食は禁止する。ただし、事前の申し出により特別に評価された場合にはこの限りでない。

試験中に机上に置く置くことができるのは、筆記用具(HBの鉛筆、プラスチック消しゴム)、定規(三角定規、分度器機能付きのものを除く。)、受験票及び特別に許可されたもののみとする。

答案用紙は2種類あり、どちらか1種類を配布する。

 

と、こんな感じです。

試験中に机の上に出せるものは、上記に書いた物以外は厳しく禁止されています。

持ち物の中に、鉛筆削りがありますが、鉛筆削りは試験中に机の上には出せないので、休み時間中に鉛筆を削っておく必要があります。

腕時計は机の上に置く事は禁止されています。腕につけなければいけません。

マスクやメガネについては、しっかりと顔を覆うまたはかけるか、机の上に置かなければなりません。

防寒用にひざ掛けや、座布団などを使用したい場合は事前に申し出が必要です。申し出に関しては、おそらく受験を申し込む際に行う必要があります。使用したい人は事前に確認しておくことをおすすめします。

 

試験会場の様子ですが、新卒の場合、前後に違う大学の人が座るように席が配置されます。

浪人生については、受験票提出順に席が決まっているそうです。

私の受けた会場は、前後の距離が非常に近かったです。

 

会場の温度ですが私にとっては適温でした。女性の方はひざ掛けを使用している人も何かいました。

 

答案用紙は① ②と2種類あり、①は縦に、②は横に番号が並んでいます。

配布される種類は列ごとに異なり、隣の列の人とは違う答案用紙が配布されます。

 

試験中、トイレは遠慮なく行くことができます。

私が受けた会場では、1つのテーブルに4人の受験生がいたので、真ん中の方に座っている受験生がトイレに行く際、通路側に座っている受験生が一旦立つ必要がありました。

昼休みを挟んだBブロックやEブロックは、多くの受験生がトイレに行くために、試験監督に伝えてから実際にトイレに行けるようになるまで時間がかかりました。

 

以上、試験に関して注意すべき事 でした。

看護師国家試験や他の厚生労働省が行う国家試験についても、おそらく共通する部分は多いと思うのでぜひ参考にしてみて下さい。

医師国家試験まであと8日

医師国家試験直前

medu4穂澄先生の言う通り、常同行動を続けて淡々と過ごす日々。。。

 

突然(03)から始まる電話番号からの着信!

「医師国家試験運営本部です」。

 

!!!

 

何事かとヒヤヒヤしながら電話をうける。

 

「受験票に添付された時間割に間違いがあるので、注意事項を記載した書類を再送します。

厚生労働省のHPにも同様の記載をしているので確認してください」

 

とのこと。

 

正直びっくりしました。笑

もしかして、受験できないのかな?とおもって。。。

 

電話で対応してくれた方が、「全受験生に確認のため、ご連絡を差し上げています」

といっていたので、1万人近くに電話してるようす。

ありがとうございます。

 

残り少なくなってきましたが、淡々とやるべきことをして、当日を迎えたいと思います。

LAST MESSAGE

MECのLAST MESSAGE受けてきました。

 

「私が、Dr.孝志郎です」

と始まった講義。

 

1000人近い医学部6年生が集まり、国試前の生講義。

内容は必修対策とメンタルケア。笑

 

ほぼ宗教に近いような感じで、「君たちなら、大丈夫」「君たちしか、医者にはなれません」

とひたすら精神的な支えの言葉、本番でどう精神を安定させるか

そういった内容でしたね。

 

正直受けなくても大丈夫だと思うけど、お守り・直前期のモチベーションアップ

にはいい講義でした!

 

残り2週間少しですが、体調を崩さないように淡々と勉強したいと思います。

第114回医師国家試験まで1ヶ月

114回医師国家試験まで残り1ヶ月となりました!

 

やりたいことは多いけど、なかなか順調には進まない。

 

113・112・111回

必修QB

公衆衛生QB

サマライズ復習

ラストメッセージ

などなど、盛り沢山

 

全て消化しきって完成度を高めることが大事だとおもうので、頑張ろう。

 

筋トレも週3くらいで継続して、残り1ヶ月体調管理だけ万全に皆さんも頑張りましょう!

iPhone X

だいぶんたつけど、iPhone Xに変えました!

普通にFace IDいい!って思いますねー

 

ただ、やっぱり画面は大きい。

キーボードの地球マークもう少し横長にしてくれた方がキーボードの変更楽に行くのになぁ...

と思ったり...

あと、早くAir Power対応のAir Pods発売してほしい。

 

発表してから待たせるのはApple最近の傾向なのかな?

でも、いきなりiMac発表発売してたよね笑

まぁ、色々あるんですかね?

 

色々と大変で更新してませんでしたが、ちょくちょく更新していこうと思います!

医学部小論文面接対策

みんなどうしてる?

 

先日大学のオープンキャンパスに参加した時に、保護者の方や受験生がよく質問していた気がする...

あと、大学のカリキュラム改訂のワーキングに参加して、いろいろと参考になりそうなことがあったので書いてみますね

 

まず、日本の医学教育は厚生労働省が「医学教育モデル・コア・カリキュラム」というものを定めていて、医学部の教育ってのはこれに沿って構成されている。

モデル・コア・カリキュラムは、各大学が策定する「カリキュラム」のうち、全大学で共通して取り組むべき「コア」の部分を抽出し、「モデル」として体系的に整理したものである。

このため、従来どおり、各大学における具体的な医学教育は、学修時間数の3分の2程度を目安にモデル・コア・カリキュラムを参考とし、授業科目等の設定、教育手法や履修順序等残りの3分の1程度の内容は各大学が自主的に編成するものとする。

 

 

この、医学教育モデル・コア・カリキュラムの受験において大事かな?と思った項目は

 

1. 医師として求められる基本的な資質・能力

2. 社会と医学・医療

 

の2つ 

詳しい内容はリンク先で確認

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/032-2/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2017/03/13/1382695_001.pdf

 

この2つの項目の中に含まれてる小項目を少し紹介

1:医の倫理、患者中心の視点、全人的実践的能力、患者中心のチーム医療、地域医療への貢献

2:疫学と予防医学、生活習慣とリスク、地域医療・地域保健、医学研究と倫理、医師に求められる社会性

 

小論文対策を少ししたことがある人ならこれらの言葉は聞いたことくらいはあるんじゃないかな?

今の医科学教育はこれらのことを医学生に求めている。

つまり、これらのことに対して意欲的に取り組めるような生徒を募集しているはず!

だから、これらのことに対してしっかりとした意見をまとめておくことが大事だと思います!

 

方法としては、予備校の講習を取るのもよし、本を買って読むのもよし、インターネットで信頼できる情報をまとめていくのもいいんじゃないかな?

 

実際に僕が使っていた本を1つ紹介しておく...(画像がリンクになっています)

中野芳樹編『医系小論文テーマ別課題文集ー21世紀の医療(駿台受験シリーズ)』

 

あと、新しい医学的なニュースについても知っておくべきだと思う!

今の医学はやはり高齢化に関する問題、ガンに関する問題、再生医療

具体的にはiPS細胞、がん免疫薬、医療費・介護問題などなど

こういった、今話題となっていることについてニュースやネットを活用して知識を入手しておくことは大事だと思う!

新聞の切り抜きもいいけど、今はスマホでいいんじゃないかと思います 笑

 

面接対策はこういった医学に関する話題に加えて

大学が掲げるアドミッションポリシー

もチェックしておきたい

これは大学が入学者受け入れのポリシーでどんな人に入学してきて欲しいかを掲げたものだから、その学生像をイメージしたらいいんじゃないかな?

 

あとは多分普通の格好で普通に受け答えできていたらいいと思う...

 

まぁでも、学力がないと話にならないので、まずはそこからだけど 笑

 

受験生の参考になれば幸いです!

合格体験記は嘘

ほとんどが自慢

 

大学とか、その他いろいろな試験に合格した話とかって、ほとんどみんな自慢話だと思う。

予備校とか決めるときも、合格体験記を読んで色々と参考にするかもしれないけど、あれは合格者のバイト。

1つの合格体験記を書いたら3000円とか5000円とかもらえるし、予備校側の添削が加わる。

友達が某大学受験予備校の合格体験記を頼まれたとき、ほとんど赤で修正されて「こんな感じにしていい?」的なことを言われてその通りになったらしい 笑

 

まぁ、そんなもんだよね 笑

 

先輩の話もそう

「勉強せずにいける」とか「これだけやっといたらいける」とか「1日前でいける」とか

結局絶対にちゃんと勉強してるし、運もある。

まぁ、自分がいかに勉強せずに受かったかってのを自慢したいだけだよねきっと 笑

 

だから、合格体験記よりも不合格体験記の方がよっぽど価値あるよね

 

勉強できる人は、結構努力してるし、試験受かる時は運もあるし、大体がコソ勉の鬼 笑

コソ勉の鬼は本当に多い 笑

 

そんなこと言ってる僕も「全然勉強してない」って言葉よく言っちゃうけど 笑

教科書は隅から隅まで

読むのがいいみたい

 

世の中には、医師国家試験予備校なるものがある。

2大勢力のMECとTECOMって会社があるんだけど、MECの人気講師だったDr.穂澄が新しく立ち上げたmedu4

このmedu4のYouTubeチャンネルで対談してた先生が、教科書を隅々まで読むことが大事っていってた。

しかも、その先生は2〜3回読んでだらしい...

まぁ一読だけじゃ絶対理解できないしね

 

すこし見習ってみよう。

 

その動画はこちら

東雲(しののめ)先生と楽しくトーク - YouTube

 

スマホ家庭教師manabo

バイトを新しく始めた

manabo

 

スマホで生徒から写真が送られてきてそれに答えられる人が答えていく。

インターネットって本当にすごいとおもった 笑

 

確かに夜とか一人で勉強しているときに、どうしてもわからないところがあったら、すぐに質問できるのは絶対便利だよね!

 

まだまだ質問対応に答えられていないけど、これから少しずつやっていこうと思う。

1番いいのは時間と場所をあまり選ばなくてできること。

やっぱネットってすごい。

医学部のカリキュラム、大幅改変

実習を大幅に増やすために...

 

医学界で2023年問題と言われているこの問題

どこの大学も必死になってカリキュラム改訂を急いでいる!

アメリカの医師国家試験(USMLE)の受験資格が、国際認証を得た大学の卒業者でないともらえない...

だから、大学は国際基準を満たし、外部評価委員会の認定を受けるために、今の4年生や5年生くらいの学年からカリキュラムを大幅に改変している。

だって、その認証受けないと、2流校の扱いを受けてしまうかもしれないから...

 

で、なんでこの話題を書いてるかというと、このカリキュラムを作っていくにあたって、学生の意見を取り入れなくてはならないらしく、カリキュラム会議的なものに参加しているから 笑

 

実習の時間を確保するために、試験の日程、授業のコマ数を変え、しっかりとした認証が得られるようなカリキュラムにしていく。

こういった大学の教育の運営に関われることはなかなかないと思うので、

貴重な体験をさせていただいてうれしく思う。

 

えらい教授たちが参加してる会議で、普段テストとか授業を受けているときは何にも考えていないけど、結構カリキュラムを構成するのには労力がかかっている。

授業の調整も、教授って変わってる人多そうだから大変そうだし...笑

 

こういうことに参加して初めて先生たちの大変さも少しわかる気がする。

認証評価、取得できるといいなぁ。